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平成27年第1回予算特別委員会(3月13日建設分科会)
平成27年建設常任委員会(3月13日)

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  1. 府中市議会 2015-03-13
    平成27年第1回予算特別委員会(3月13日建設分科会)


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    平成27年第1回予算特別委員会(3月13日建設分科会)               平成27年第1回府中市議会定例会             予算特別委員会建設分科会会議録  平成27年3月13日午後1時1分、予算特別委員会建設分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席分科員   主 査  橘髙尚裕         副主査  居神光男   分科員  丸山茂美         分科員  髙山詳次   分科員  山口康治         分科員  小川敏男 1 欠席分科員   なし 1 傍聴議員   本谷宏行  楢﨑征途  土井基司 1 説明のため出席した者   まちづくり部長  橘髙参吉    監理課長     石川裕洋   まちづくり課長  若井紳壮    整美保全課長   新谷重良   上水下水道課長  池田弘昭    産業活性課長農委事務局長                             杉島賢治   環境整備課長   福原成幸    上下支所長    掛江賢治 1 事務局及び書記   局長       武田英三    主任       久保洋子
    1 本日の会議に付した事件   議案第1号 平成27年度府中市一般会計予算について   議案第40号 平成26年度府中市一般会計補正予算(第6号)について           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時1分 開会 ○主査(橘髙尚裕君) ただいまから予算特別委員会建設分科会を開催いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました案件のうち、まず、議案第1号「平成27年度府中市一般会計予算について」の件を議題といたします。  本分科会の審査区分は、第1条「歳入歳出予算」中、歳入のうち所管に係る部分、並びに歳出のうち4款衛生費(1項保健衛生費の8目環境衛生費、11目公害対策費、12目出口川湧水対策費及び13目環境保全費並びに2項清掃費)、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費及び11款災害復旧費であります。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  橘髙まちづくり部長。 ○まちづくり部長橘髙参吉君) 特にありません。 ○主査(橘髙尚裕君) これより、議案第1号中、本分科会の審査の区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、歳出の4款衛生費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 1項保健衛生費の12目出口川湧水対策費ですが、この問題の発生当時からの経過を教えてください。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 通告をいただいていませんので詳しい資料はないんですが、昭和61年に、荒谷町にあった旧採石場の下流で7月ごろ魚が大量に死んだことが発端で、いろいろ調べていくと、採石場跡地から重金属が発生していたということであります。それを受けて、昭和63年だったと思いますけど、現在の処理場が建設され、それから数年後に、大雨等で処理が賄い切れないということで2,000トンタンクが設置されました。当時の汚染濃度から比べますとかなり下がってきてはおるんですが、まだ自然放流ができる状況ではないということで、今も処理が続いております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 同じく1項の11目公害対策費ですが、公害対策事業に要する経費の降下ばいじん量分析委託料について、どういった内容か、説明をお願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) これは大気汚染防止法第18条の24の規定に基づいて、大気の汚染状況を把握するために、市内8カ所において分析調査を毎月行う業務です。分析項目は、ばいじん総量水素イオン濃度硫黄酸化物窒素酸化物の4項目でございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) この分析調査は、毎月ずっと継続して行うということですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) そういうことでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 続いて、河川水の水質分析について説明をお願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) これは水質汚濁防止法第14条の5の規定と地元協定に基づいて、市内における公共用水域からの生活排水などによる汚濁の状況を確認するために、市内19地点において隔月検査を基本に行っているものです。分析項目は、水素イオン濃度生物化学的酸素要求量化学的酸素要求量浮遊物質溶存酸素など9項目にわたります。 ○主査(橘髙尚裕君) 髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 続いて、自動車騒音常時監視業務について説明をお願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) これは騒音規制法第18条の規定に基づいて、自動車騒音の状況を監視するもので、県からの委譲事務により、平成24年度から実施しているものです。13路線19地点を選定し、平成24年度から平成28年度の5年間に順次実施する計画となっております。 ○主査(橘髙尚裕君) 髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 実施するという、これは計画ですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 委譲事務として受けて、平成24年度から市のほうで計画的にやっております。 ○主査(橘髙尚裕君) 髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) もう一遍確認しますが、平成24年度から5年間継続して行うということですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) そのとおりでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 2項清掃費の2目じん芥処理費施設管理経費に、消耗品費が約8,200万円計上されております。これはRDFに関する何かの消耗品だろうと思うんですけど、具体的にどんなものか、お聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 福原環境整備課長。 ○環境整備課長福原成幸君) これは、RDFの修繕に使う消耗品でして、具体的には、クリーンセンター中央制御装置の保守対応が平成28年9月で終了しますので、中央制御装置システム中枢部を更新する費用、約7,000万4,000円が主なものです。あとは、圧縮成形機に関するものが約1,000万円、残りが乾燥機の部品とかガス検知器の取りかえなどということで計上しております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 28年度で耐用年数が切れると言われたんですね。            (福原環境整備課長「はい」と呼ぶ) ○分科員(丸山茂美君) クリーンセンターですが、今の施設をいつまで稼働させる計画になっとるんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 福原環境整備課長。 ○環境整備課長福原成幸君) これにつきましては、福山リサイクル発電所との契約がありまして、RDFを平成31年3月末まで供給するという契約になっておりますので、そこまでは確実に動かすことが決まっております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 同じく2項清掃費で、1目清掃総務費廃棄物減量推進審議会委員報酬がありますが、この審議会で環境センターの建てかえとかクリーンセンターの建てかえについて協議するんですか。2目のじん芥処理費施設建設事業に要する経費に、クリーンセンター基本構想策定外部有識者報償費がありますが、減量推進審議会で建てかえのことを協議し、クリーンセンター基本構想の策定においては外部の人の意見を聞くという関係になるんでしょうか。 ○主査(橘髙尚裕君) 福原環境整備課長。 ○環境整備課長福原成幸君) 廃棄物減量推進審議会ですが、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第11条で、一般廃棄物の減量や適正処理などの検討を行うための市長の諮問機関として審議会を置くこととなっており、直近ではことしの2月26日に開催されております。今申しましたように、減量化や適正処理をどうするかという議論を行うようになっておりますので、施設の整備について直接的に議論する組織ではありません。  そういった関係で、クリーンセンター後継施設の検討をことしと来年度で行うという基本構想について審議会に報告はしておりますが、審議会は検討する組織ではないので、4月からになろうかと思いますが、基本構想の検討のための市役所内部の検討部会を設けるよう考えております。その際には、外部有識者の意見も参考にしたいと考えておりますので、そのための報償費として、4回分、5万2,000円を計上しております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 環境センターについては、生活インフラだから早く建てかえるべきじゃないかということで、一般質問でもお聞きしたんですが、いろんな調査が終わって、あとはもう判断するだけというふうに捉えておけばいいんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 福原環境整備課長。 ○環境整備課長福原成幸君) 確かにいろんな検討は行っておりますけれども、それが全て終わったということではありません。今後、大規模改修をしていくのか、建てかえるのか、いろんな方策が考えられますが、部長が一般質問で答弁しましたように、環境センターの整備を進めるため、平成28年度には政策立案に関して経費を計上していきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 去年の9月議会での話では、建築後32年経過して老朽化が著しいことから、2年前に劣化診断業務を発注し、調査をコンサルへ委託され、平成25年11月には結論を出すということだったと思うんです。ですから、早目に結論を出してほしいという要望を言っておきます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 2項清掃費の2目じん芥処理費に、清掃センター解体工事発注仕様書作成業務委託料がありますが、これは前の清掃センターのことでしょう。煙突をどうのこうのということで随分前に議論したことがあると思うんですけど、あのままになっとったんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 福原環境整備課長。 ○環境整備課長福原成幸君) 以前、専決処分をさせていただいた件でありますが、煙突のコンクリートの破片が落ちまして、新しいほうを早く――北部クリーンステーションを供用開始しております。あのままと言われればあのままかもしれませんが、外側は一応囲いをして、立入禁止ということにしております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 撤去される予定があるからこういう委託料を予算化されているんだと思いますが、撤去するとしたらいつごろの予定ですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 福原環境整備課長。 ○環境整備課長福原成幸君) これは、解体を前提として委託料を計上しております。まだはっきりとは決まっていませんが、平成28年度以降になります。できるだけ早い時期にしたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 1項保健衛生費の13目環境保全費環境監視報償費がありますけども、この内容について説明をお願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) これは、市内を36の地域に分けまして、各地域からの推薦を受けた人を、通称グリーンパトロール隊員と申しておりますが、環境監視員として市長が委嘱して、その活動に対して支払う報償費であります。グリーンパトロール隊員になられた方には、担当地区のパトロール、ごみの不法投棄の発見と収集、地域での不法投棄の防止の呼びかけを行ってもらっております。不法投棄が大量にあるような場合には、隊員全員で収集作業に当たっていただくこともあります。このパトロールは、原則として2名で月に2回以上行っていただき、2カ月ごとに任務報告書の提出をお願いしております。この任務報告書の提出を受けて、隊員に対して月額3,000円を支払うものでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の5款労働費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 2目勤労者施設費勤労青少年ホーム管理委託料、それから羽高湖サン・スポーツランド管理委託料ですが、これは同じ業者の方への委託料ですか。それと、期間はいつまででしょうか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 委託先は別々のところになります。期間は5年間ですが、終わりの年は――資料がないので、ちょっとわかりません。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の6款農林水産業費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 農林水産業費全般にかかわることですけど、ことしはたまたま去年よりも若干ふえていますが、ここ数年、だんだん減少してきております。平成16年に上下町と合併したときには一時的にぐっとふえて、三、四年の間は今よりも1億円以上予算がついていたわけですけど、今はもう、上下町と合併する前の水準になっておると思うんです。予算がこれだけ少なくなったら農家の方も大変困られるでしょうし、農業への意欲がなくなってくるんじゃないかと思っております。どうしてこういうふうに農林水産業費の予算が毎年減額されるのか、その辺についてお聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 経常にかかる予算は維持していると考えております。投資の予算は、年度によってふえたり減ったりしております。団体営のため池等整備事業等が完了しましたので、今年度は減っているというのが現状でございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) しかし、平成16年、17年、18年ごろは4億5,000万以上の予算があったんですけど、今回は3億2,000万ということで、合併前に比べれば1億3,000万以上減額されていると思います。いろいろ事業が減ったこともあるでしょうけど、それにしても予算が少ないと思います。特に林業関係の予算は、一時期に比べればもう半額ぐらいになっておると思います。  そういったことで、先ほども言ったように、農業意欲を高める、耕作放棄地をなくすためにも、農業、林業に対してもうちょっと予算をつけていただきたいと。要するに、農業に対する予算が少なくなっておるんで、非常に残念に思っておりますが、その辺のお考えをもう一度お聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長
    産業活性課長杉島賢治君) おっしゃるとおり、単県の農林関係の事業がかなり目減りしております。造林関係につきましても、今現在行っておりますのが「ひろしまの森づくり事業」のみということで、以前と比べますと事業費の縮小といったことはありますが、国や県の政策をフルに活用しながら頑張っていきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  居神副主査。 ○副主査(居神光男君) 1項農業費、6目農地維持費農地集積加速化支援対策に要する経費に、新規就農者育成交付金がございますが、今年度の交付金の件数、金額及び成果、それと来年度の見込みをお聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 本年度に新規就農者の方で青年就農給付金を活用された方は、上半期が3件、下半期が3件、新規就農された方が下半期で1名追加になっております。  全国の農業会議所が行った調査によりますと、後継者不足が深刻化している現在の農業で、独立して就農後3年から5年の経営が特に厳しいと。ここをお手伝いすることで、将来的に安定した経営ができる、そういうところで成果があるのではないかと考えます。  来年度も一応3名を――確定しているのが継続の方が3名、それから今現在4名の方から就農相談を受けております。今後、県やJAと協議を進めながら、就農してもいいだろうということになれば、新規就農者として受け入れていきたいと考えます。 ○主査(橘髙尚裕君) 居神副主査。 ○副主査(居神光男君) 新規に参画していただける方がこういった支援を受けられるという、本当にありがたい交付金なので、ぜひ継続をお願いしたいと思います。  それで、平成26年度は600万円の予算ですけど、27年度は900万円になっております。ということは、今おっしゃったように、3名が継続で相談も4件あるというような背景でもって、増額ということですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) そのように、増加を想定しての予算を組んでおります。 ○主査(橘髙尚裕君) 居神副主査。 ○副主査(居神光男君) ぜひ継続して援助をいただければ、本当、助かる人がたくさんいるんじゃないかと思いますので、お願いをいたします。  それと、6目農地維持費機構集積協力金というのがあるんですけど、今年度の予算書では農地集積協力交付金という名称でした。これは全く中身が違うものですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 名称は違っておりますが、同じものでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 居神副主査。 ○副主査(居神光男君) 26年度が160万円、27年度が約700万円ですけど、何か対策が、グッドアイデアのようなものがあるんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) これにつきましては、中間管理機構という団体がありまして、農地を集積なり集約したときに機構のほうから担い手の方へ、その集積割合に応じて交付金が交付されるものです。現在相談を受けております地区においての想定面積で、この額を計上しております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 3目農業振興対策費の、野生鳥獣捕獲報償金から狩猟免許更新取得補助金までが鳥獣駆除対策費と思えばいいですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) そのとおりで結構でございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 3目の野生鳥獣駆除対策事業委託料ですが、これは捕獲隊というか、そういう駆除をされる団体に委託されて、その160万の中でされるんですか。それともまた別個に、イノシシを駆除したら1頭当たり幾らというのがつくんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 委託については、府中の猟友会、上下の猟友会、この2つと1年間を通しての契約をしております。80万ずつの委託金となります。捕獲した場合の報償金は、頭数当たりで年度末にお支払いをするようにしております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 頭数に上限があるんですか。イノシシでしたら1頭当たり幾らですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 一般質問のときも質問が出たと思いますが、イノシシが4,000円、猿が1万円、鹿を新たに追加して4,000円、それからヌートリアを新たに追加して1,000円、カラスが300円になっております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) ですから、捕獲隊の委託料80万の中に入っとるということじゃなくて、別個ということですよね。  それで、奈良県の宇陀市に視察に行ったんですけれど、何頭とったら数が減るのかと言われるんですよ。一定の数以上とらないとイノシシはふえるばかりだと言われたんですが、府中では、何頭まで駆除したらイノシシの数が減るというようなことは調査されておるんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 市として頭数の把握はできておりませんが、市の有害鳥獣対策協議会を3月に開催しまして、次年度の捕獲頭数を定めております。その内数での捕獲をお願いしています。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) そこでは何頭とってくださいと言われているんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) すいません、覚えておりません。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) それともう一つ、イノシシ防護柵設置事業補助金139万8,000円がありますけれど、駆除といえば鉄砲とくくりわな、それとこのイノシシ防護柵ですか、イノシシ対策としてはその3つということになるんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) イノシシ対策としては、捕獲隊の方へ委託する、これが鉄砲とわなを併用しての捕獲になります。それから農業者の方への支援として、防護柵の補助金――電気柵やワイヤーメッシュを設置されるときに助成をしております。それから、免許の取得者をふやすための補助金、これを設けております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 先ほどの建設委員会では、羽高湖交流研修センターの廃止の議案があって、可決されたわけですけど、3目農業振興対策費農山漁村ふるさと事業補助金、これが今年度と比べて10万減っていると思います。補助金については3年に1回見直しをするということでしたから、予算書が出てすぐ企画財政課へ相談したら、担当課へ聞いてくれということでした。見直しをしてまだ2年目だと思うんですけど、25年度に150万になって、なぜ今回また10万削減されるのか、理由をお聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 減額の理由ですが、これは7億ダイエットプランに基づいて減額を図ったものです。ベジタブルコンサート、それから羽高湖畔フェスティバル、これに対する補助金を150万円から140万円にということで、大変御迷惑をかけると思いますが、事業内容の見直しを図ることにより、また地域の御協力を得る中で、これまでと変わらない取り組みができるよう頑張っていきたいと思いますので、御理解をよろしくお願いいたします。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 7億ダイエットプランにこういった補助金も入るんでしょうか。ただ、皆さん御存じのように、この事業は都市と農村の交流ということで、始まってから大方二十数年たつと思うんですけど、もうこれ以上削減されたんでは事業がやっていけんだろうと思うんです。ベジタブルコンサートについては、広告を集めたり地元の寄附を集めたり、町内会や生産組合から相当出しておって、もうこれ以上削減されたんではどうにもならないと言われるんです。事業の見直しというか、内容を少なくすれば削減してもやっていけるとは思うんですけど、削減したんではそれこそお客さんが来んようになってしまうと思うんです。そういったことで、ふやしてもらうのはいいんですけど、もうこれ以上減らしてもらったら事業が成り立たなくなると思うんですが、その辺、事業を見直すことについてはどうお考えですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 湖畔フェスティバルの費用の大半がイベント会社への委託ということで、そこでチラシの印刷、配布をやっていただいています。また遊具の設置を多少なりとも縮小することで見直しができると考えます。人気の宝探し、これにはかなりの方がいらっしゃいますが、地域の商店の皆さんの御協力を得ながら景品を集めています。そのようなことで、皆さんで知恵を出し合いながらやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) こういった都市と農村の交流事業に対しては、国、県も含めて交付金があると思うんですが、できればそういったことに取り組んでいただいて、どんどん要求していただければいいと思うんですけど、交付金獲得についての考えというか、こういった交付金をいただくことについて、検討されたことはあるんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 確かに、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金というのがございます。これはハード事業をするときに適用できるということで、今、圃場整備をするかしないかという地区が1地区ございまして、この交付金を使っての事業化の検討を、一応比較にはしておりますが、実際やるかやらないかというところまでは至っておりません。また、加工施設等についても可能ですので、実際にやるということになれば、正式に検討していきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) これはわずかな補助金ですから、これ以上削減することは本当に――慎重に検討していただくようにお願いしておきます。また、一応3年で見直しということを聞いておったと思います。まだ2年済んだだけですので、もうこれ以上の削減はしないように、よろしくお願いしておきます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 1項農業費の3目農業振興対策費にある、中山間地域等直接支払制度交付金の内容と、これが平成26年度に比べてちょっと増額になっていますが、その理由についてお尋ねします。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 中山間地域等直接支払制度交付金は、農業の生産条件の不利な中山間地域を対象とした、耕作放棄地の原因となる農業生産条件の不利性を直接補整するという事業でして、この交付金を活用して、適正な農業生産活動の実施、農地の多面的機能の維持の発揮を図るということで、平成12年から始まっております。  今現在、32の集落と2戸の個別協定がございます。5年ごとのスパンで事業の見直しをされており、平成26年度で第3期対策が終了となります。平成27年度からは第4期対策ということで、新たに、超急傾斜加算というものが設けられることになりました。水田でいいますと、20メートル行って1メートル上がることを20分の1の傾斜と表現しておりまして、あぜが多いといったことをイメージしていただければいいと思いますが、今度は10分の1という数字が出てまいりまして、第4期対策ではこれについての加算措置がされます。市としましても、大変有効な交付金だと判断しております。一つでも多くの集落に取り組んでいただき、地域農業の活性化、また地域を守っていただく手段、手法としてこの交付金を活用いただくように、増額の要望をさせていただいております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 1項農業費の4目畜産業費に、チャレンジ枠事業として畜産飼料用米収穫機械導入補助金が今回新規に500万円計上されております。これは畜産農家への支援というか、協力するということで大変よいことだと思っております。これは機械をリースすることになっていますが、リース料とリース期間、それとリース期間が終わったら機械をどうされるのか、その辺について答えてください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 収穫機一式で1,700万円相当の機械を導入するように考えております。リース期間は7年を想定しております。4年以上、耐用年数未満というのが国の決まりでして、一応最長の7年で考えたいと思っております。リース期間終了後は、再リースという形になります。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 買い取るんじゃなくて、再リースにされるんですか。  それと、これは畜産農家への支援策になるかと思うんですけど、実際、刈り取りとか生産は畜産農家がされるんですか。別なところでやって、畜産農家へこの飼料を供給されるんじゃないかと思うんですけど、その辺はどうなんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 事業主体につきましては上下南農産を想定しておりまして、そちらで作業して収穫をしたものを畜産農家へ販売していくように考えております。  それから、制度上、これはリースが終わったら所有権を移すという事業ではございませんので、一応再リースという形で取り組んでいきます。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) この飼料用の稲については、今いろいろ国のほうから推奨されているとお聞きしておりまして、これは毎年変わっておると思うんですが、飼料用の稲をつくった場合、10アール当たりどのくらい補助金が出るんでしょうか。  それと、上下南農産で機械の管理をされると言われたんですけど、例えばよその地域、神石高原町を含めて旧府中市の北部のほうでも飼料用の稲を生産したいと言われた場合は、上下南農産へお願いすればこの機械で収穫していただける、そういったことは考えておられるんでしょうか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 飼料稲をつくった場合、一応8万円の補助金が国から出るようになっております。  それと、他地域への作業受託ということを前提に、面積拡大を進めていくように考えておりますが、最小面積を幾らにするか、それはこれからの協議になってこようかと思います。大変大きな機械を移動させないといけないんで、一旦その地域へ持ち込んだら、ある程度の作業をして帰りたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の7款商工費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  居神副主査。 ○副主査(居神光男君) 2目商工業振興費の、府中商工会議所・上下町商工会中小企業振興事業補助金についてお尋ねします。地域の活性化にとって商工会の活動は非常に大きなものがございまして、欠かせないわけですけど、多分効果があったということで来年度130万円の増額になっておりますし、いい活動があるんだと思います。この中小企業振興事業活動の具体的な内容をお知らせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) この補助金の内訳ですが、府中商工会議所が実施する中小企業相談所の設置、経営指導事業を通じて地域商工業振興を推進するための補助金として400万円。それから、上下町商工会が実施する経営改善普及事業として250万円。また、小規模事業者支援法に準じた府中市独自の小規模事業者支援策として、経営改善資金融資への利子補給制度を平成27年度から新たに設けることとしました。これは、府中商工会議所と上下町商工会における21年度から25年度までの5年間の平均融資額2.4億円を積算基礎として、3月1日現在の貸出利率1.35%に対して、市のほうで0.5%の利子補給を行うこととしております。 ○主査(橘髙尚裕君) 居神副主査。 ○副主査(居神光男君) 企業さんにとっては非常にいいことだと思いますけど、これ何件くらいあるんですか。                (発言する者あり) ○副主査(居神光男君) これからの、平成27年度の話ですか。ああ、そうですか。失礼しました。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 2目商工業振興費の産業活性化推進事業に要する経費にある、地域人づくり事業について説明をお願いします。
    ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 地域人づくり事業は、広島県の緊急雇用関連基金事業の一環として12月に議会で承認をいただきまして、ことしと来年の2カ年で実施をする事業です。  概要ですが、府中市内の中小企業を対象として、高い価値を生み続ける組織をつくるための府中市経営品質向上事業を展開します。経営向上コースと技能向上コース、2つの講習の支援をさせていただきます。経営向上コースは、従業員の皆さんの能力の向上、定着率の向上を図る目的で、新入社員と指導者の両方を対象とした講習会を開催します。また、技能向上コースは、市内の中小企業に雇用されております従業員の能力向上や処遇改善を図る事業者に対して、県の労働基準協会や林材業労務災害防止協会が実施する各種講習会の受講料を助成します。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 3目観光費の観光宣伝に要する経費の、魅力ある観光地づくり事業負担金ですが、この500万円は上下まちづくり協議会へという説明がありました。昨年の12月19日に上下町の住民有志17人で上下まちづくり協議会をつくり、市の補助事業などを活用して町並みの保全などを活動目的とし、大正時代の芝居小屋翁座の修繕や商店街の空き店舗の白壁の補修などに取り組む方針だと新聞へ書いてあったんですが、この翁座についてお聞きします。  昨年11月19日に市民クラブで熊本県山鹿市に視察に行ったときに、八千代座を見学しました。八千代座のような芝居小屋は全国で18座あると。それで、全て写真が紹介してありまして、その中に府中市の翁座もあったんですが、翁座以外は全て市登録有形文化財に指定されていまして、特に八千代座は国指定重要文化財に指定されていました。本来なら、翁座のような芝居小屋は、他市のように市登録有形文化財に指定されるべきじゃないかと思うんですが、担当は教育委員会になるんですか。  それと、この八千代座のほかにもう1つ見に行きまして、芝居小屋の舞台の下におりて回り舞台を案内してもらったり、下からせり上がってくるところを見せてもらったりしたんですが、そういうふうに、この芝居小屋というのが観光の目玉になっとると思うんです。せっかく府中にあるのに宝の持ち腐れじゃないかなと思うんですが、市登録有形文化財に指定する考えはないか、お聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 翁座につきましては、建物の所有者が個人の方、また建物の所有者以外の方が土地の所有者になっておられますので、その辺と協議を進めないと――今どうするこうするといったことはちょっと申し上げることができません。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 広島県が始めた観光プロジェクト「ひろしまたてものがたり」で、県内の魅力ある建築物100施設のトップ30に、翁座と「恋しき」が両方入っていました。大学教授や建築関係者でつくる選定委員会でも、ベスト30の中に入っておったと思います。「恋しき」には活性化補助事業として2,000万円出されていますので、翁座にも同額ぐらい出してもいいと思うんですが。全国的には18座のほとんどが市の登録有形文化財になっている、そしてこういうふうに県の中でもベスト30に選ばれる施設なんで、もっとお金をかけて観光の目玉にする気はないか、お聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 翁座を核とした観光まちづくりについては、来年度も県のソフト事業を活用して、ワークショップ等を開催した中で今後の位置づけ等を考えていきたいと。大事にしていきたいという思いはありますので、よろしくお願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) もう一つ、市登録有形文化財のことについては、教育委員会のほうへ働きかけるといったら変ですが、そういうことは思っておられませんか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) やはり地権者の方、建物の所有者の方、その辺と協議を詰めた中でどうするか考えていきたいと思います。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 10分間休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時4分 休憩                午後2時12分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(橘髙尚裕君) 再開いたします。  続いて、歳出の8款土木費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 2項道路橋梁費、3目道路新設改良費の、社会資本整備総合交付金事業にある道路改良工事と、過疎対策事業にある道路改良工事の、場所と内容についてお伺いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 若井まちづくり課長。 ○まちづくり課長若井紳壮君) 私のほうからは、社会資本整備総合交付金事業の道路改良事業についてお答えします。主には、南北道のD工区であります本山鵜飼線、継続事業であります中須高木2号線、そのほか中須西町線や亀寿中須団地線、府川2号線等を、この社会資本整備総合交付金を活用して整備したいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 過疎対策事業の道路改良でございますが、上下高校の南西約100メートル付近になりますが、市道松の木線の改良工事に取り組んでおります。それともう1路線、上下駅から南方向約100メートル付近で、市道中山風の瀬戸線の改良工事に取り組んでおります。それと、社会資本整備総合交付金事業で5つの橋梁補修工事を予定しております。あわせて、3路線の舗装補修を予定しております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 同じく2目道路維持費の、市道沿道立木伐採報償費が25万円ですが、今、市道へ相当、木が飛び出して、邪魔になるというか、環境的にも悪いと。果たしてこれだけの予算でできるのか、疑問に思うところです。もっと予算をつけていただいて市道の整備――特に木が道へ出ておれば、交通安全の面からも大変よくないと思います。そういったことで、この予算では少ないと思うんですけど、これはどこか場所を指定されて25万円つけられたんですか。もう少しちゃんと予算をつけて、市道の安全対策に取り組んでいただきたいんですけど、その辺はどうお考えですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) この市道沿道立木伐採報償費でございますが、概要について、まず説明をさせていただきます。これは、通行に支障となる市道沿いの樹木の伐採を主体的に取り組んでいただく地域、町内会に対し、面積に応じて報償費を支出するように考えているものです。報償費の額ですが、市道沿いの立ち木の伐採処分を人力で行っていただいた場合は1平米当たり50円、クレーンとか高所作業車を利用していただいた場合は、1平米当たり100円ということで想定をしているものであります。  4月の広報にも載せるようにはしておるのですが、市道沿いの立ち木なり松枯れについては、基本的に山林所有者の方で管理していただくのが前提条件ではあるんですが、なかなかその辺ができないということもありますし、地域や町内会でそういった取り組みを今までもやっていただいておるところもある中で、何とか助成をしていただけないだろうかということで、このたびこういった報償費を設けるものでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 25万円というと、本当わずかなお金だろうと思うんですけど、もう既に計画が出ている町内会があるんですか。  それと、同じように市道の維持管理ということで、特に草刈りが想定されると思うんですが、この予算はどこへ組んでありますか。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) この25万円については、具体的にはまだ、想定をしているものではありません。過去にそういった要望がありましたので、想定額ということで今回計上しております。  草刈りの関係については、市道路面補修報償費というのがございますが、町内会で清掃や草刈りをされた場合に、報償費としてお支払いをしているものです。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 市道の管理ということで、各町内会とも相当されておると思います。実際、本当に大変な作業です。土曜日とか日曜日に自分の機械を持って出て、燃料は自分持ちで整備されております。そういったことで、今後こういった予算をもう少し、例えば9月補正で増額していただきたいと思います。この2つを合わせても95万円ですから、本当、市内全域に対してはわずかなお金です。そういったことで、各町内会で道路を、市民が自主的に整備しようということに対して、もう少し報償費を出されてもよいと思うんですけど、そういったお気持ちがあるのか。ぜひとも上げていただきたいんですけど、その辺はどうですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 市道路面補修報償費につきましては、平成26年度は39の町内会から申請をいただいて、今回お支払いをするようにしております。おっしゃる件については今後検討していきたいと思っております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の11款災害復旧費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 災害復旧費は、1項、2項どちらも2,000万円ほどですが、2項の土木災害復旧費は、ことし想定される災害に充てられるのか、それとも今まで発生した災害でまだ復旧されていないところに充てられるのか。近年では平成22年に一番大きな災害があって、ここ一、二年はないんですが、ずっと以前の災害でまだ復旧工事がされていないところが多々あります。そういったことで、この予算で今までの災害を復旧できるのか。もしできないのであれば、どんな方法でされるのか、お聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 土木災害復旧費として計上しております1,930万円は、現年発生の災害復旧費で、27年度に災害が発生した場合の対応として予算計上しているものです。過去に起きた土木災害については、繰り越しをかけて27年度に対応するように考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 過去の災害について27年度で対応していただけるんですか。相当ありますよ。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 対応する箇所は既に決まっておりまして、2カ所あるんですけど、繰り越しをかけて27年度に対応するようにしておりますが、全てというわけではありません。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 今、新谷課長が言われているのは土木関係の災害ですが、農林関係の災害も相当あると思います。農林関係の災害復旧についてはどのようにお考えになっているのか、お聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 農地、農業用施設の災害につきましては、災害復旧事業へ採択というか、その査定を受けるためには、時間雨量が20ミリメートル以上のとき、24時間雨量が80ミリメートル以上あったとき、このようなときに40万円以上の被害が発生したら、補助対象として採択を受けます。一旦採択を受けますと3カ年で事業をするようになりますので、その分については次年度以降の予算でも対応は可能ですが、小災害ということで補助要件に満たないものにつきましては、単独市費で、施設についてのみ対応しております。農地については、個人復旧ということでお願いをさせていただいております。また、幅員が1.2メートル以下の農道は採択要件に満たないため、補助は申請しておりません。過去の災害については、今後、維持的経費で対応するしかないかと考えます。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 雨量については十分達しておると思います。担当職員さんも、これはもう災害になるとはっきり言われているんですから。今まで放置されているものについては早急に、できるだけ早く災害復旧をしていただくようにお願いしておきます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(橘髙尚裕君) 次に、議案第40号「平成26年度府中市一般会計補正予算(第6号)について」の件を議題といたします。  本分科会の審査区分は、第1条「歳入歳出予算の補正」中、歳入のうち所管に係る部分、並びに歳出のうち4款衛生費の2項清掃費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費及び11款災害復旧費であります。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  橘髙まちづくり部長。 ○まちづくり部長橘髙参吉君) 特にありません。 ○主査(橘髙尚裕君) これより、議案第40号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、歳出の4款衛生費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の5款労働費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。              〔質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の6款農林水産業費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  髙山分科員。 ○分科員(髙山詳次君) 1項農業費の7目土地改良費ですが、ため池等整備事業に要する経費の、ため池耐震診断業務委託料の減額の理由は何でしょうか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 当初、26年度予算で予定をしておりましたが、国における補正対応となり、平成26年の3月補正に予算を計上し前倒しで実施したため、26年度の予算は不用となったので、今回減額いたします。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 午前中の委員会でいろいろと審議した羽高湖交流研修センターの件ですが、公の施設指定管理委託料――27年度から28年度までの債務負担行為1,440万円が廃止になっとります。無償譲渡することに一応は決まりましたけど、まだ譲渡する相手先が、管理するところが決まっていないわけですから、今すぐここで債務負担行為を廃止するのはちょっとおかしいと思うんです。譲渡先、管理されるところが決まるまではちゃんと予算として残していただきたいんですけど、その辺のお考えについてお聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) この施設の設置及び管理条例の廃止により、指定管理をするという要件が消えますので、この債務負担行為も一緒に廃止するものでございます。当面の間、電気料金は府中市のほうで支払うように27年度予算へ計上しております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 管理先が決まらないうちに廃止にしてしまったら、もうこの施設は全くの放置状態になると思うんですけど、その辺はどうなんですか。ちゃんと残しておいていただきたいんですけど。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) これはあくまでも指定管理に対する債務負担行為でございます。施設については、次の管理者が決まるまで市が直轄で管理をいたします。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 災害復旧の話が先ほどもありましたが、農林の関係で500万、土木の関係で約980万が繰越明許となっております。どうして工事ができなかったのか、それぞれ何カ所分の繰り越しになっているのか、お聞かせください。
    ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 農林災害につきましては、平成25年に発生した荒谷町の地すべり対策ということで、ことしから府中市のほうで観測業務を実施しておりまして、27年度におきましても引き続きこの観測業務を継続する必要があるため、繰り越しとして予算を確保したものです。滑った土がどの程度移動するかということで、今、伸縮計を3台、雨量計を1台、カメラを2台、ワイヤーセンサーを1台設置しまして、土砂の移動量、現地の状況をインターネット上で確認できるようにしておりますし、異常があった際には、市と県の職員へメール配信をするようにしております。復旧対策が確立できるまで、府中市で観測を継続するためのものです。 ○主査(橘髙尚裕君) 新谷整美保全課長。 ○整美保全課長新谷重良君) 土木災害のほうは2カ所を予定しておりますが、地元の地権者との調整に時間を要したことにより繰り越しをするものです。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) じゃあ、農林関係の繰り越しは、実際の復旧工事費ではなくて、地すべり対策の、観測業務の予算ということですね。はい、わかりました。  それと、これは当初予算のところで質問すればよかったんですけど、この補正では農業用施設維持に要する経費が減額されています。新年度予算では、農地維持費として、農業施設営繕工事費が、わずか90万円しか予算化されておりません。ここ何年かそうだったんですけど、こんなわずかのお金では、特にこれは農道関係の維持も入っとると思うんで、農業施設は維持できないと思います。農業用施設の維持費というか、特に道路とか水路の維持保全費について、年間90万円ぐらいの予算でやっていけるのかどうか。ちょっと話がもとに戻るようなんですけど、その辺のお考えをお聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 農地維持費については、今年度から始まっております多面的機能支払交付金や環境保全型農業直接支払交付金、この実績に伴う減額となっております。単市の農道維持の経費は、予定箇所で全額使っております。金額が多いか少ないかと言われますと、十分ではないことは重々承知をしておりますが、地元の方の御協力を得ながら、原材料の支給とか中山間地域等直接支払制度交付金を活用した取り組みとか、そのようなもので対応していきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 実際、多面的機能支払交付金とか中山間地域等直接支払制度交付金で農道や水路を維持管理しているところもあります。しかし、余りにも予算が少ないということで、この多面的機能や中山間地域のお金では、とてもじゃないが維持管理はできないと思うんです。農道にもいろいろあって、農業や林業だけでなく、生活道として使っているところが非常に多いと思います。そういったところについても、この農業関係の予算では、今後の維持管理はできないと思います。  できればもう方針を変えていただいて、生活道として使われている農道については、ちゃんと市道として管理していただきたいと思います。府中市内では、農道と市道は距離的にもほとんど変わらない、かえって農道のほうが多い、長いんじゃないかと思っておりますが、部長、その辺はどうお考えですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 橘髙まちづくり部長。 ○まちづくり部長橘髙参吉君) 農道と市道では用途も違うし管理者も違いますので、農道の維持費が足りないということであれば、やはり農道に関してしっかり予算要求をしていきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 今までの状況を見ておったら、農道の維持管理で予算要求をしていくのは現実的に不可能じゃないんですか。以前、市道では工事はできない、整備はできないということで、市道を農道へ切りかえて拡幅とかいろいろ工事をやったところもあると思います。そういったところはもう速やかに市道へ戻して、市道として管理をしていただきたいんですけど、そういった考えはないんでしょうか。 ○主査(橘髙尚裕君) 橘髙まちづくり部長。 ○まちづくり部長橘髙参吉君) 現在、市道を維持管理していくために予算が十分であるかといったら、決してそうではないです。本当に限られた予算の中で維持管理をしておりますので、それにまた農道分を加えるというのはなかなか難しいと思います。あくまでも農道は農道でしっかりと予算要求をしていかなくてはいけないと考えます。確かに、一度農道で整備したものをすぐに市道に移管するといったことが、昔はありましたけども、現在はそれができないと思います。そういうことで、ちょっとなかなか難しいことだと思います。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) それが難しいんであれば、農道にしても市道にしても、維持管理費を十分に――まあ十分というのは無理でしょうが、最低限、通行に支障がない程度の維持管理ができるような予算をつけていただくよう、今後取り組んでいただくことをお願いしておきます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の7款商工費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 一般質問でも質問が出ておりましたが、2目商工業振興費の地域消費喚起・生活支援補助金、いわゆるプレミアムつき商品券ですか、以前もこういったものを商工会議所が取り扱っていたと思うんですけど、たしか1人15万円ぐらいの限度額で求められるようなことがあったかと記憶をしております。この商品券について、詳しいことがわかれば答えてください。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) プレミアムつき商品券については、1万円で1万2,000円相当分の商品券を発行する予定としております。発行総額は3億円ということにさせていただいておりますが、現在想定しておりますのは1人3万円以下ということで、会議所等と調整をしております。ある程度全戸に行き渡る枚数を想定しています。 ○主査(橘髙尚裕君) 山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 1人が3万円以下ということになると、例えば家族が5人いますと、その家族が別に買われたら、15万円分買えるということですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 購入方法につきましては、今、調整中でございます。引きかえ券を出すかどうかというところで、一定程度全体へ行き渡る方向で調整したいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 3目観光費で、道の駅施設整備事業経費がありますが、これは都市再生整備事業の中の一つということでいいんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 都市再生整備事業で建物とか駐車場を整備して、中へ放り込む機材等をこちらの予算に入れております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 以前、この都市再生整備事業の総額が23億3,800万円になるという話があったと思うんですが、そうすると、道の駅のほうは幾らになるんでしょうか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) 今回の補正は都市再生整備事業とは違いまして、都市再生のほうでつくったものを運営していくための費用ということで計上しております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 私も27年度予算のところで聞けばよかったんですが、この道の駅については、総括質疑でも少し触れましたが、バスステーションというか、ターミナルに特化すればいいと言いました。例えば、上下から府中に来られる場合に、目崎車庫でおりて、また乗りかえてということですから、道の駅を整備することでそういう不便なところを何とか整理できないかと。それから府中駅の南側ですか、そういったことはどういうふうに考えておられるのか、お聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 若井まちづくり課長。 ○まちづくり課長若井紳壮君) 道の駅については、予算では8款になるかと思います。以前からお話をしておりますように、府中の道の駅は、公共交通の結節点でもあるということを大きな特徴として計画しているものでございます。御指摘のように、JR、バス、公共バス等がそこへ結集するということで一つの効果を出したいと思っておりますので、そのような取り組みを行っていきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 私も道の駅のことについてお聞きします。近隣のやまなみ街道あたりへも、強敵となる道の駅が続々とできておりまして、これらと肩を並べるのは大変難しいことだと思います。むしろ、しっかりとした特徴を持つ道の駅にしていただきたいと思うんですけど、3目観光費の、道の駅レシピ開発等業務委託料、これはどういったものか、説明をいただければと思います。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) この委託料432万円につきましては、具体的にどこへ幾らという数字をもとに積み上げたものではありません。何か目玉商品をつくらないといけないということで、一応予算化しております。今後、いろんな方のアドバイスに基づいて確立していきたいと考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) 山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 目玉商品の開発ということですが、府中市の特産品を活用してということですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 杉島産業活性課長。 ○産業活性課長杉島賢治君) その方向でこれから検討いたします。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の8款土木費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 5項都市計画費の1目都市計画総務費にある、開発公社経営健全化補助金の7,639万5,000円ですけれど、これは12月議会前に出された保留地管理法人特別会計健全化計画によるものですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 経営健全化計画でお知らせした収益部分と実際の販売した金額の差額を、開発公社経営健全化補助金という形で計上しております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) この計算根拠ですが、例えば11区画販売されたとすると、1区画が650万円ですから7,150万円になって、この7,639万5,000円からその7,150万円を引いた、残りの489万5,000円がこの健全化計画による支出というか、補助金になるのかなと思うんですが、そこの計算根拠を教えてください。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 今年度、現段階で決済が済んだもの、完全に売れたものでございますが、これは11区画で7,320万5,000円となっております。したがいまして、目標額の1億4,960万円と、この7,320万5,000円の差が開発公社経営健全化補助金となっております。現在も営業努力をいたしておりまして、申し込み、それから契約、そこまでいったものがあと3件ございますので、3月末までに1件でも決済が済みますと、この補助金の内額での補助を公社へ支払うという形になります。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) そうすると、補助金は約300万ですよね。違いますか。11区画で7,320万と言われませんでしたか。7,600万からこれを引くと、約300万が……            (石川監理課長「違います」と呼ぶ) ○分科員(小川敏男君) 違うんですか。ちょっともう一回お願いします。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 経営健全化計画の収益見込み――目標額は、1区画平均680万円で計算しておりまして、年間22区画で1億4,960万円です。で、実際に売れた戸数が11区画、7,320万5,000円ですので、目標額1億4,960万円との差額7,639万5,000円が補助金となっているということでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 補助金は7,300万で、ことしから1億4,960万を返していくということになるわけですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 返済計画については健全化計画の表を見ていただければわかるんですが、無利子融資につきましては毎年7,600万を返済すると。26年度でいいますと、有利子分を4,000万返済することで考えております。今言いました1億4,960万というのは、あくまでも1区画の平均価格680万で、年間目標22区画分の事業収益でございまして、それと実際に売れた区画、実際の金額との差を補助金という形で補正予算としているものでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) そうすると、補助金の7,639万5,000円というのは、売れた残りではないということですね。            (石川監理課長「そうです」と呼ぶ) ○分科員(小川敏男君) 一つ思うのに、市が7,639万5,000円を出すんですけど、出したら出した額だけ、団地が市のものにはならないんですか。ただ補助金として出すだけということですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 基本的には、引き続き公社で販売していきますので、出しただけ市のものになるんであれば、市が購入をしたという形になります。したがいまして、補助金でいただくことで、売るほうは売る、返済は返済で考えていくという2本立ての考え方で、補助金の補正を上げたものでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) この保留地管理法人特別会計健全化計画について、どこで決まったかということを総括質疑でも聞いたんですけど、土地開発公社の理事会で協議というか、ある程度話をされてこういう計画をつくられたということでいいんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 全員協議会でお示しした資料については、その前に土地開発公社の理事会にお諮りしております。考え方といたしまして、借入金を償還していくということが一つ。それから、売るほうは売っていこうということが一つ。早期に完売した場合は、最終的にその利益は当然市へ入ると。それから、万が一という言い方もおかしいんですが、万が一、償還が先に終わって土地が残った場合は、当然、また引き続き売りますので、その売った利益はそのまま市へ寄附していくと。  したがいまして、長い目で見ると、資産と現金の関係にはなりますが、市としては補助金を出しっ放しにしているわけではないと。現金で返ってくるか資産で返ってくるかは別にしまして、何らかの形で市にも後年度返ってくるという計画としております。 ○主査(橘髙尚裕君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) その補助金のことについて、ある程度は市長説明要旨の中に入れるべきじゃないかと言ったんですけど、第2次販売計画に基づく実績が、1年目は18区画、2年目は12区画、その後は22区画、21区画、今年度が11区画ということで、ずっと2桁販売で大変努力されていると評価するんです。最初の販売計画では、1年目が24区画、2年目が22区画ですが北川鉄工所が16区画買われておるんで実質6区画、3年目から4、7、2、2、5、1、1と、1桁の販売実績になっていることを考えると、やっぱり市が前面に出て販売をするとこういう結果になるんじゃないかと思います。  第1次の販売計画では市が本当に売ろうという気があるのかどうかわからないようなところがあった、その辺のことをきちんと反省点として出して、市民の皆さんに、今これだけ頑張っとるんだから市の補助金も出させてくださいと、そのぐらい言ってもよかったんじゃないかと思います。最初の販売計画では1桁しか売れてなかったのに、何もしなかったと。特に、府中市の場合は販売の区画数が多いんで、もっと一生懸命考えるべきではなかったかと思うところでありますが、何かの形で市民に説明しようという思いがあるか、お聞きします。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) 桜が丘団地販売につきましては、今回のように補正予算、あるいは6月議会での土地開発公社の決算報告等、議会のほうへ上げることによりまして、一定程度、市民の方に御理解をいただいて進めているというふうには考えております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 2項道路橋梁費の3目道路新設改良費で、減額補正が相当あります。その中で、繰越明許へも上がっている社会資本整備総合交付金事業――南北道路D工区については、平成26年度の予算で完成する予定と以前お聞きしております。何カ所か用地買収ができないことが主な原因だろうと思うんですけど、何カ所できていないのか、その見通しがついているのか、お聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 若井まちづくり課長。 ○まちづくり課長若井紳壮君) 南北道路については、市の第一の主要事業として取り組んでおるところでございますが、現在のところ用地買収がまだ2件残っております。ただし、そのうち1件は間もなく契約をいただけるような状況となっております。  可能な限り、できるところは工事をしながら事業を進めておりますが、そういう状況もあって、南北道路の全線については、市長が言っておりますように、平成28年度の供用開始を目指して取り組んでおります。工業団地の入り口から南に向けて、今発注している工事が完了すれば約200メートルになると思いますが、この部分の供用を開始し、その事業効果を速やかに発揮できるように、一日でも早く工事をするよう取り組んでいるところでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 2件残っているということですけど、バス道路からの入り口と、工区の中ほどの、梅の木か何か植えてあるところですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 若井まちづくり課長。 ○まちづくり課長若井紳壮君) 場所については、現地を見ていただければわかるように、今おっしゃったあたりが残っております。
    ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 南北道路についてはいろいろ言われておりますので、特にD工区は府中市がやるということになっております。できるだけ早く完成していただきたいと思います。  次に、5項都市計画費の都市再生整備事業のことですけど、当初予算で約10億、それと繰り越しで4億5,000万ということで、27年度は十四、五億の大きな予算になるだろうと思います。特に道の駅については、市民の方も非常に関心を持たれております。28年度に完成するということはお聞きしているんですけど、今の進捗状況を見る限り――もとの青果市場とか西山水産が今解体中ですが、国道までのところはもう話がついているのか、買収の交渉に入っておられるのか、お聞かせください。 ○主査(橘髙尚裕君) 若井まちづくり課長。 ○まちづくり課長若井紳壮君) 具体的な道の駅の用地のことですけれど、地権者の方、関係者の方に御理解はいただいているところでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 28年度というとあと1年余りしかないんですけど、完成できるんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 若井まちづくり課長。 ○まちづくり課長若井紳壮君) 現在、施設や道路の設計を行っています。用地の状況も加味しながら取り組んでいるところでございますが、どうしても駐車場の工事、道路の工事、建物の工事、そして水道、下水等が絡んできますので、わずかな期間の中でその工事をやっていくことになります。各関係課と十分調整をしながら、工事の切り回しを行い、平成28年のオープンを目指して取り組んでいるところでございます。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 桜が丘団地のことでもう一つ、「府中けいざい情報」の1月号に、社宅等建設促進補助金を新設したことが載っておりました。今回の補正にはないんですけども、これは12月の補正に上げてあったんですか。 ○主査(橘髙尚裕君) 石川監理課長。 ○監理課長石川裕洋君) これにつきましては、現在の予算であります補助金の科目を流用させていただいております。事業者の方から、早急にやりたいということがございましたので、その意向に応えるということもありまして、12月にはもう着手といいますか、事業を進めるということで、大変申しわけありませんが、流用という形をとって、急遽の対応をさせていただいております。 ○主査(橘髙尚裕君) ほかにありませんか。             〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) 続いて、歳出の11款災害復旧費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。               〔質疑する者なし〕 ○主査(橘髙尚裕君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(橘髙尚裕君) 以上で、予算特別委員会に付託された議案第1号及び議案第40号の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については御一任願います。  以上で、予算特別委員会建設分科会を散会いたします。                午後3時10分 散会...